LEAP OVER REPORT

2018/09/26

【Report No.5】自治体パートナー青森県・関氏インタビュー

MURCアクセラレータLEAPOVERのパートナーインタビューシリーズ、今回は青森県のキーマンである関健一朗氏に電話インタビューしました!

 

IT、ICT技術に大きな期待


青森県は、農林水産、観光(インバウンド)を基幹産業にしていきたいという大きな方針を持っています。
ただ、これまでのやり方で進めても、人がいない、お金を落としてもらえないといった課題を解決はできないと考えています。
その中で、IOT、AI、データサイエンスといった技術を活用して、新しい産業の形を作っていくことを進めていこうとしています。

 

 

いかに県内IT企業とも連携した事業モデルを作っていくかが課題


県内だけで新しい取り組みを進めようとしても、技術面の専門人材も少なく、また、大企業との提携のような事例が生まれにくいと考えています。
そのため、勢いがあり技術力もあるスタートアップ等の企業と、県内のIT企業と提携してもらうモデルを一つの形としたいと考えています。
こうした提携モデルによって、県内IT企業のレベルアップを図れることはもちろん、県内への広い普及ができると考えています。
たとえば、県外のスタートアップが、県内のリンゴ農家との直接やりとりしてしまうと、一つのケースに終わってしまうことも危惧されます。
県内の関連事業者全体への横のつながりを強めていく上でも、県内IT企業との連携が重要といえます。
県内のIT企業の育成・プロモーションにも力を入れており、今年11月10日には、日本マイクロソフト本社でセミナーを開催します。
こうした取り組みで、首都圏で活躍する青森出身のIT人材のUターンに繋がれば、と期待しています。

 

 

1次産業にイノベーションを起こすスタートアップに期待


県内のIT企業と連携し、農林水産業への展開していく形が最も期待されるモデルだと考えています。
実際に、2018年1月に地元の地銀であるみちのく銀行と、AI・IoT・ビッグデータのオプティム社が包括提携を結びました。
AI・IoTの活用やスマート農業の普及、地域産業のAI・IoT化を推進することが目的であり、注目が集まっています。
こうした1次産業へのイノベーションは、県として推進していきたいテーマとして期待しています。

 

みちのく銀行『株式会社オプティムとの「金融×農業×IT 戦略的包括提携」の締結および「スマート農業アライアンス」への参画について』

 

 

最後に~参加スタートアップへのコメント~


青森は、お年寄りも多く、お金もない場所。ある意味で、課題先進国の中の最先端エリアです。
裏を返せば、イノベーションを起こすチャンスはたくさんあるので、そこにやりがいを感じるスタートアップはぜひチャレンジしてください!

 

 

 

関健一朗氏

森県 商工労働部 新産業創造課 情報産業振興グループ 主事
平成17年4月某通信キャリアに入社。12年間、営業畑を歩む。
平成29年4月長男が生まれたのを機に、青森県庁へUターン転職。
青森県内IT・IoTビジネス支援に携わり、青森発の新産業創出に向けて、日々邁進中。

 

 

戦略コンサルティング第2部 渡邉 睦

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